NIC MANIA > ルーターレビュー > BBR-310








FTTHが加速的に普及し始め、10Mbpsや12MbpsのADSLが登場する中で、ルーターの高速化が重要な課題になってきました。
しかし、例えば8MbpsのADSL回線では、あくまでも理論上の限界速度が8Mbpsということなので、実質的な回線速度はもっと落ちます。
今日、各社が競うように高速を詠うブロードバンドルーターを発売していますが、これを考えたとき、果たして100M系以外の回線で、そんなに高速なルーターが必要でしょうか?
むしろ一世代前の製品のほうがファームウェアの修正もなされ、より安定かつ安価になっているはずです。

BBR-310は、Bフレッツベーシックでは11Mbpsのスループットで限界でしたが、これは10Mbps以下のCATY / ADSL / FTTH ではほとんど問題の無いスループットといえます。
ましてや2ヶ月間、一度もリセットがかかったり速度が落ちたり等の不審な挙動が無かったことは高く評価できるのではないでしょうか。

オーバースペックかつ不安定かもしれない新製品を購入するよりも、実績のある一世代前の製品を安く購入することは十分意義があることだと思います。