NIC MANIA > その他 > Jumbo Frame(ジャンボフレーム)の検証 |
ギガビットイーサーネット(GbE)では1000Mbpsという、100Base-TXの10倍の速度での通信が可能です。 実際はPCIバス帯域やHDDの速度等がボトルネックになってしまうため、200Mbpsくらいしか出ないこともありますが、それでも2倍の速度になるわけです。 インターネット用途ではあまり意味はありませんが、LAN内のファイル転送を行った場合は体感速度でもはっきりと高速化を感じ取ることが出来ます。 GbEにはパケットの大きさを拡張できる規格があり、これを可能にするのがJumboFrame(ジャンボフレーム)です。 NIC,スイッチングハブ等、一つの通信に関わる全ての機器がJumboFrameに対応している場合、このJumboFrameを用いた通信が可能になります(PCではMTUを変更する必要があります)。 逆に一つでも対応していない場合は、現行通りのパケット長(最大1518バイト)での通信になります。 なお、機器によって対応しているJumboFrameの値が9,000バイトまでだったり14,000バイトまでだったりと、かなりバラつきがあります。 今回はいつも通りのファイル転送に加え、Netperfも用いてJmboFrameの有効性を確認してみました。 |
2台のPCをCat.5e規格のストレートケーブルで直結し、それぞれのMTU(1500,9000,14000),RWIN( (MTU-40)*184))値でファイル転送とNetperfによる測定を行いました。 ファイル転送ではCPU負荷も測定しました。 |
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Netperfでの測定結果(測定方法はこちら)
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