NIC MANIA > その他 > NETBEUIとTCP/IPファイル転送の比較 |
Windows95くらいまで、ローカルネットワーク内での通信プロトコルには比較的負荷の少ないNETBEUIを使っていました。 しかしPC環境が良くなりインターネットが普及するにつれて、NETBEUIからTCP/IPへと切り替わっていきました。 WindowsXPにおいてNETBEUIは基本的には追加オプションとして追加しなければ使用できない程度まで廃れてきています。 一般的にNETBEUIよりもTCP/IP接続の方が速度が出るということですので、この2種のプロトコルでファイル共有を行い、実際にファイルを転送することで違いを確認することにしました。 |
ローカルPC,リモートPCともにNICをPro/100 Sを用い、NETBEUI,TCP/IPでネットワークを構成してファイルの転送を行いました。このときの速度とCPU負荷を測定しました。 |
エクスプロラーでのローカル⇔リモート間ファイル転送(測定方法はこちら)
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特にUpload(ローカル → リモートへの転送)で、TCP/IP接続のほうがNETBEUIより圧倒的に速いという結果になりました。 Download(リモート → ローカル)でも10Mbps程度の差をつけてTCP/IP接続のほうが高速でした。 高速な分、TCP/IPのほうがCPU負荷が高いですが、速度相応のように見えます。 |