NIC MANIA > LANカードレビュー > 3C905B-TX |
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知人より借り受けた、3com製3C905B搭載NIC。 基板にある製品名は3C905B-TXですが、販売時の名称は「Fast EtherLink XL 10/100 TX NIC」です。 3C905B-TXMとの違いはBootROMの存在で、この製品にはソケットのみ搭載されているだけで、 BootROMは載っていません。どうやら3com製品は、型番に『M』が付くとBootROM有りのモデルで、M無し、または『NM』の型番にはBootROM 無しモデルのようです。 また、コントローラーチップの製造番号から考えると、3C905B-TXMよりこちらの方が古そうです。これによるパフォーマンスの違いは出るのでしょうか。 3com社Webでは既にデータシートや製品情報が無くなってしまっていますが、 ユーザーガイド(PDF形式)がありました。 どうしてもマニュアルが欲しいという方はダウンロードしてみてください。 3com社で提供されているドライバはこちら。 |
・コントローラーチップ 3com製“3C905B”。 Intelに並んで高性能なネットワークコントローラーチップを製造しているのが3com社です。 幅広いOSをサポートし、Windowsはもちろんですが、 それよりもUNIX系OSで非常に高い評価を得ており、「鉄板」とも呼ばれています。 3C905Bは一世代前のコントローラーチップですが、高性能,低負荷でPHYも内蔵しています。 高負荷時でもほとんど発熱しません。 リリースノートはこちら(PDF形式) |
・ブラケット部 ステータス確認用のLEDは3個。 「ACT」,「10」,「100」 |
・WOL端子 通常のWOLケーブルで接続できます。 |
・トランスフォーマー bel製“9*20B-S1” *の部分は判別不能でした・・。 |
フレッツスクエアでの速度測定
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エクスプロラーでのローカル⇔リモート間ファイル転送(測定方法はこちら)
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今回テストした限りでは3C905B-TXMと差異が認められませんでしたので、そちらのほうをご覧下さい。 |