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HPのワークステーション「xw4100,xw4100,6000,8000」のオプションNICとして販売されている“DC194A”。購入はHPの直販サイトからとなります。 搭載しているネットワークコントローラーチップこそ違うものの、それ以外では見れば見るほどGREEN HOUSE製 “GH-ELG32B”にそっくりです。 ただ、部品の実装や基板の質ではさすがにサーバー用途として使われているだけのことはあり、圧倒的にDC194Aのほうが良いです (下図参照:GH-ELG32Bの実装があまりにも酷いというのもありますが・・・)。 対応PCIバスは32-bit, 33/66 MHzで、PCI2.2に準拠しています。供給電圧は3.3V,5Vのどちらにも対応しているようです。 消費電力は1.48Wで、GbEの中ではかなり低い値となっています。チップの発熱性の低さがここからも読み取ることが出来ます。
※shu様からの情報 2004年9月、秋葉原の俺コンハウスにて、\7300でロープロファイルブラケットが付属する形で販売されていたそうです。 主な付属品は ・ロープロファイルブラケット ・ドライバーCD-ROM ・保証規定が書かれた冊子(日本語表記あり) とのことです。 |
・コントローラーチップ Broadcom製の “BCM5782”。 0.13μmのCMOSプロセスで製造され、パッケージは196pinのHBGA。 BCM5702,BCM5703と同様に、ワンチップ型でRISCコアを2つ内蔵しています。 また、Packet bufferは96kb搭載しています。 対応PCIバスは32bit,33/66MHzで、PCI2.2に準拠。 機能面ではLOM,VLAN,Tx/Rx TCP/IP,UDPチェクサム,フロー制御をサポートします。 Broadcomの最新ドライバはこちら。 |
・ブラケット部 通常ブラケット(上)とLowProfile用ブラケット(下)。 ステータス確認用のLEDは2個で、「LINK」,「ACT」 ※写真提供:shu様 |
・トランスフォーマー Bel Fuse製“S558-5999-P3”。 |
Netperfでの測定結果(測定方法はこちら)
データ転送時間とチップ表面温度(℃)
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