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Realtek製ネットワークコントローラーの最新版である”8139D”を搭載したGREEN HOUSEブランドのNIC。 コスト削減のため、BootROMソケットやWOL端子は省略されていますが、Low Profile用ブラケットはしっかりと付属しています。 マニュアルも無意味に分厚くないので好感が持てます。 最大消費電力は1.8W。 最初に購入した物は不良品だったらしく(C2のチップコンデンサーが脱落していた他、8139Dチップの足が曲がって短絡していた)、 認識こそ出来たもののケーブルが認識されず、測定はできませんでした。 完動品を再購入しましたのでレビューを行います。 |
・コントローラーチップ おなじみRealtek製RTL8139シリーズの最新版”RTL8139D”ネットワークコントローラー。(以下corega FEter PCI-TXSと同じ) 8139Cが128ピンのパッケージだったのに対し、Dでは100ピンパッケージになりました。 また、PCI VPD (Vital Product Data)をサポートした他、省電力機能やFIFOバッファーが搭載されたようです。 Realtek製のドライバはこちら。 チップは購入時の写真です。ご覧の通り左中央付近のチップの足が曲がっていました。 |
・ブラケット部 ステータス確認用のLEDは1個で、「LNK/ACT」のみ。 |
・WOL端子 WOL用の空きパターンが確認できます。 |
・トランスフォーマー 詳細不明です。 マーキングは”HE-MX2021” |
フレッツスクエアでの速度測定
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エクスプロラーでのローカル⇔リモート間ファイル転送(測定方法はこちら)
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LowProfileに対応している意外はこれといって特徴の無い、普通のRTL8139D搭載NICです。 個人的にはパッケージもコンパクトで、製品の保証規約もしっかりと明記されているメーカーですので、半バルクのような状態で売られているRTL8139D搭載NICよりはお勧めできると思います。 ただ、所詮蟹は蟹です。CPU負荷は非常に高く、高負荷がかかるような環境では使いたくありません。 |