NIC MANIA > LANカードレビュー > PRO/100 (i82557) |
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現在ジャンクで投げ売りされているIntel製チップ搭載のNICのほとんどはこの”i82557”搭載NICです。 搭載しているi82557チップの発熱量は伝説的で、PC98オンボードの82557が、その発熱でボードを壊してしまうとまで言われています。実際、 ケース内温度が30℃の状態でのチップ表面の温度は、起動後数分で70℃以上に達します(詳しくは後述)。 認識の方はPROSetII(6.4)、”Intel PRO/100B PCI Adapter (TX)”と認識されました。 ドライバはIntelのサイトにあるこちらでいけます。 |
・コントローラーチップ Intel製“i82557(pdf形式)” 100BASE-TXコントローラーチップにおけるその発熱量は伝説的で、下手に触ると火傷をすることもあるそうです。 |
・PHYコントローラー INTEL製“82555”(PDF形式) |
・ブラケット部 ステータス確認用のLEDは3個。 「100TX」,「ACT」,「LNK」 |
・Boot ROM 元々BootROMが入っていたかどうかは分かりませんが、ひとまずソケットはあります。 |
・トランスフォーマー Pulse製“H1012”(PDF形式) |
DEC互換の偽物と違い、ちゃんとPROSetIIで認識されました。 |
フレッツスクエアでの速度測定
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・speed.rbbtoday.comでの速度測定
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・Studio Radishでの速度測定
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エクスプロラーでのローカル⇔リモート間ファイル転送(測定方法はこちら)
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起動後5分も経たぬうちにチップ表面は70℃を余裕で超えました。 熱平衡に達したケース内温度とカードとの差は約40℃。他では類を見ない激しい発熱っぷりです。 ファイルの転送をすると温度は更に上昇し、最終的には77℃近くになりました。Intelはこのチップで目玉焼きでも作る気だったのでしょうか。 |
性能的にはPro/100 Sとほぼ同等ですが、噂通り伝説的な発熱を確認することが出来ました。通常状態で70℃を超えるのは、 STB Systemsのビデオカード”VELOCITY 4400”以来の衝撃です。 このカードを使うときはヒートシンクを取り付けることを強くお勧めします。 |