NIC MANIA > LANカードレビュー > AM79C971搭載NIC |
![]() |
|
![]() 基板裏面にhp社の情報が記してあることから、同社のワークステーション ”Kayak XU”や ”Kayak XW”で 使用されていた『Hewlett-Packard 10/100TX PCI LAN Adapter (5064-1897/2605)』と考えられます。 Windows2000では『HP Ethernet with LAN remote power adapter』として認識されました。 サーバー用途向けですが、対応PCIバスは 32bit 33MHzまでのようです。 |
![]() |
・コントローラーチップ AMD製“AM79C971/Presidio 3” (pdf形式)。(ドキュメントその2(pdf形式)) 160-pin PQFPパッケージで、PCI2.1に準拠し、5V,3.3V両方から電源供給が可能です。 また、外付けで128kbまでのSRAM FIFO Bufferを付けることが可能です。 その他機能も現行のコントローラーチップと同様のものが実装されています。 AMD製コントローラーチップは主にサーバー用途で使用され、高く評価されており、主要メーカーからではcoregaから、 AM79C973搭載NICとしてCG-FEWPCITXという製品が発売されています。 AMD提供のドライバ(4.3)はこちら(Win2000用は「NDIS5 Miniport Driver for Windows 2000(Whistler) only - 172 KB, Version 4.30」)。 |
![]() |
・PHYコントローラー Level One製“LXT970QC” Level One社(http://www.level1.com/)は、1999年8月にIntelに買収されています。 |
![]() |
・ブラケット部 ステータス確認用のLEDは1個。 「10BT 100TX」 |
![]() |
・FIFO Buffer ALLIA製 AS7C256-15JC。 32kbのSRAMで、アクセスタイムは15ns。 このNICでは2個搭載されているので、FIFOとして64kbが搭載されていることになります。 |
![]() |
・BOOT Rom ソケットのみで、中身はありません。 |
![]() |
・トランスフォーマー Pulse製“PE-68517” |
![]()
|
![]()
|
![]() |
|
![]() サーバー用NICということで期待していたのですが、思いの外CPU負荷が高いという結果に驚きました。この高さはRTL8139x並です。 いくらバッファが多くても、負荷面のみを考えた場合、これを使用するにはかなり抵抗があります。 |