| NIC MANIA > LANカードレビュー > PRO/100+ (i82558) |
最終更新：2003.09.25
関連項目：BOOT ROMの無効化
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現在ジャンクで投げ売りされているIntel製チップ搭載のNICは、ほとんどが”82557”です。ところがこの82557の山の中にうっかり”82558”
が隠れていたりすることがあります。もちろん値段は両方とも同じですから、どっちを買えばお得か・・・・お解りですよね。 このNICに搭載されている82558は初代Pro/100+に使われていましたが、現行のPro/100+は”82559”になっています。 まとめると、82557 → 82558 → 82558B → 82559 → 82550 といった具合にコントローラーチップがステップアップしています。 どうして最後は”82560”にならないんですかね。 ところでこのカード、基板の端に「NEC JAPAN」と書いてありますので、もともとNECのPCに組み込んであった物だと思われます。 Windows2000では『NEC PK-UG-X006(PCI) or compatible Fast Ethernet Adapter』として認識されました。 ドライバはIntelのサイトにあるこちらでいけます。 |
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・コントローラーチップ Intel製“82558” 82557の後継チップです。正式な名前は82558 A-step PHYを内蔵した、いわゆる「シングルチップ」の10 / 100Mbps対応ネットワークコントローラーとしては第１号のチップで、 DMI2.0，ACPI，Wake on LANに対応し、Adaptive Technologyも採用されています。 82557は発熱量が多く、ものによってはその熱でカード自身が壊れるということもあったようですが、 82558ではこの問題が改善されており、実際にチップを手で触ってみても熱くはなく、ボード自体が壊れることはなさそうです。 |
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・ブラケット部 ステータス確認用のLEDは3個。 「100TX」，「ACT」，「LNK」 他のNICと違い、金属光沢が消されています。 |
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・Boot ROM AMD製“AM29F010”。 一枚の基板にIntelとAMDのチップが載っている光景というのはなかなか奇妙です。 1Mbit Flash Memory。 |
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・WOL端子 形状は特殊ですが、WOL端子のようです。写真左の電極から順に 01. +5V 02. GND 03. Signal とのことです(AE86改さん、情報ありがとうございました)。 |
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・トランスフォーマー TDK製“TLA-6T103”(PDF形式) |
 DEC互換の偽物と違い、ちゃんとProSETIIで認識されます。 |
 フレッツスクエアでの速度測定
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エクスプロラーでのローカル⇔リモート間ファイル転送（測定方法はこちら）
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データ転送時間とチップ表面温度(℃)
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 発熱量や消費電力はこちらの方が大きいものの、転送速度、CPU負荷ともにPro/100 Sと変わらないまでの優れた性能を示しました。 PROSetIIによるNICの詳細設定にも対応していますので、価格対性能比を重視するのならばこれ以上の選択肢は無いでしょう。 |