レビューした各種NICにおける、エクスプロラーでのローカル⇔リモート間ファイル転送結果をまとめたのが以下のグラフになります。 ※結果は当環境での測定値であり、この結果が常に正しいという保証はありません。参考程度にご利用ください。 なお、グラフを%表示にしているのは、いくつかのNICは違う環境で測定しているためです。 あまり良い方法ではありませんが、今までと同様にPro/100 Sを100%としたときの各NICの割合をグラフとして示しています。 ![]() ![]() 測定はストップウォッチを用いた手動測定のため、どうしても誤差が出てしまいます。そこで、誤差範囲について簡単(適当)に考えてみることにしました。 Downloadでは、USB-ET/TX-S,偽ET/TX-PCI-TU,Pro/100 S(IPsec),DH-USB2/ETHを除けばほとんど同程度の値を示しています。 即ち、上記のNICを除いたDL速度の平均を34秒としたとき(平均値をこの値にした根拠はありません。適当です^^;)の誤差(%)は 0.5 / 34sec ×100 = 1.38888・・・・ となり、 ±1.4%程度の誤差が生ずることになります。 一方Uploadでは速度が異なるため、時間が多めにかかります。同様に平均を56秒とすると、 0.5 / 56 ×100 = 0.9 となり、 ±0.9%程度が誤差範囲となります。 こうなると、(特殊なものを除いた場合)少なくともDownloadにおいてはNICによる速度差はあまり無く、Uploadにおいても僅かであることが 判ります。 つまりこの測定方法ではNICの速度による差別化は難しいようです。 もしかするとリモートPCのほうに原因があるのかもしれませんが、どちらにしてもグラフ作製は無駄骨でした。 ところでこのファイル転送時にいつもCPU負荷の測定をしていますが、こちらのほうは差異が認められましたので、次回はこれについて まとめていきたいと考えています。
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